生きさせていただき誠に光栄です

人間の一生を過ごさせていただいている喜びを少しでも見つけるための記録

一生を何で数えるかという話

マイケルジャクソンが逝った後、ビヨンセがHPに載せた文言はこうだ。

「人生とは、何回呼吸をするかではなく、何度息をのむほどの瞬間があるかどうかだと思うの。彼のアートを見て、感じて、聴いた人はみんな、この時代に生きていること、マイケルのマジックを経験することができたことを、光栄に思うでしょう。愛しているわ、マイケル」wiki引用だから不安)

 

また、熱狂的なファンをつけて映画化・世界ツアーにまで発展したオフブロードウェイ「RENT(レント)」の挿入歌はこう歌う。


52万5600分
52万5000の大切な瞬間たち
52万5600分を1年を、どうやって測ればいいだろう

夜明けの数で、日の沈んだ数で、過ごした夜中の数で、飲んだコーヒーの数で
インチで、マイルで、笑顔の数で、争いの数で
52万5600分を
人生の中の1年を、どうやって測ればいいだろう

(中略)

学んだ真実の数で、流した涙の数で
経験した別れの数で、彼女の死にゆく様で

愛を忘れずにいよう
愛で測ろう
季節を愛で彩るんだ

 

愛の数、息を呑む感動の瞬間。私達は大切な思い出になりうる何かを体験しては忘れてゆく。

コレクターがスクラップブックに貼り付けてゆくように、素晴らしいことを記憶にとどめておければどんなに良いだろう?嫌なこと、わずらわしいことばかり頭の中で大切にとっておいて、人生のチャプターに区切りをつけてゆくことはしたくない。